我が家は第一子が生まれる前に郊外のマンションを購入していました。
郊外とは言え、駅近で通勤も片道40分程度。とても気に入っていたのですが、子どもが保育園に入ると通勤時間は「通勤+保育園の送迎」時間になります。
もちろん生まれる前にシュミレーションもしていて、これなら何とかなるだろうと考えていたのですが、育休復帰後は片道1時間20分、時短勤務が終了してからはラッシュアワーと重なり、混雑する電車での往復にヘトヘトになっていました。
そんな中、第二子を妊娠し育休中に考えたことは、この生活で2人育児は体力的に厳しい。育児と共働きを両立させるため、復帰前に何とかしなければ、ということでした。
我が家の状況を整理
夫は朝早くに出発し、夜遅くに帰ってくる生活なので基本はワンオペです。実家も遠方のため頼ることができず、家事代行サービスも料金が高いので毎日依頼することは不可能です。
それに第二子の時短勤務が終わってフルタイムに戻した後も、子どもとの時間や家事の時間を確保したい。
また、私は元の会社にそのまま復帰したかったので、転職も考えていませんでした。
頼れる人がいない、会社の場所は変えられない、でも1分でも早く家に帰りたい・・それなら、いっそのこと「会社の近くに引っ越そう!」
そこから職住近接を目指して、私の会社近くのマンションの検討を始めました。
都心のマンションは高い!
私の会社は地方都市の中心部にありました。それまで検討もしていなかったの都会のマンション。住宅情報誌をパラパラとめくる日々で思ったこと・・とにかくマンションの値段が高いんです。
サラリーマン家庭の我が家、しかも私は時短勤務でお給料が減っています。最初は値段の高さに躊躇していましたが、そこで気づいたこともありました。
それは、都心のマンションは中古でも資産価値が落ちにくいということです。
立地が良ければ、築年数が古いマンションでも良い値段で売却されています。つまり、自分が住みたい場所=他の人にとっても買いたいマンションです。
いろいろと物件を探し、万が一、売却することがあってもそれほど資産価値が落ちないだろうというマンションが見つかり、その後、住んでいたマンションの売却やローンの支払いなどもクリアできて、住み替えとなりました。
会社の近くに住むメリット
引越し後の生活は、それはもう予想以上に快適になりました!
保育園は自宅の近く、つまり私の会社の近くでもあるので、子どもに何かあってもすぐに駆け付けることができます。また、私の通勤だけでなく夫の通勤も短くなったので、朝の支度にも余裕ができて、夜、家族でゆっくり過ごせる時間も増えました。
通勤疲れがなくなって私の体力も回復したので、子どものお世話や家事も元気にできるようになりました。そして、この生活ならフルタイムになっても問題ないと思ったので、しばらく経ってから時短勤務を早めに終了させました。
また、都心に住むとどこへ行くのも便利です。子どもの習い事の送迎の時間も短くなり、何をするにも移動時間が短くなったので、引越して本当に良かったと思いました。
会社の近くに住むデメリット
デメリットはやはり住宅費が高いことです。ですが、通勤が近くなった分、時短勤務をフルタイムに戻すこともできて収入も増えることになったので、住宅ローンの負担も減ることになりました。
あとは、オフィス街近くだったので土日は人気がなくなり、ガラーンとしていました。土日がお休みの飲食店も多かったです。ただ、お休みの日は近所の公園に行ったり、お出かけすることが多かったので、特に不便は感じませんでした。
まとめ
子どもが小さいうちは、仕事と育児の両立が大変ですよね。何とか乗り越えて仕事を続けたいと思ったら、通勤時間の短縮として引越しを検討するのも良いと思います。